1.産科
妊娠の診断、妊娠週数の確認、初期の妊婦健診。
当院では出産は取り扱っていませんので、初期の妊婦健診以後は出産予定の病院または妊婦健診を行っている病院に紹介し転院します。
希望者には羊水検査を行っています。
前回胎児異常の方、高齢妊娠の方、本人希望の方、16週前後に行います。
詳細はお電話でご相談下さい。
2.婦人科
生理痛、膣炎、子宮がん検診、卵巣のう腫、筋腫・内膜症。
CT・MRI・マンモグラフィー・乳腺エコーは専門の病院に紹介して実施しています。
4.ピルと避妊
低用量ピル、子宮内器具、アフターピル。
- Ⅰ.低用量ピル(OC・LEP)
-
- 低用量ピルの副効用……避妊の他に生理不順・生理痛・月経前症候群の改善、月経量の減少による貧血の改善ができます。
- ピルの副作用……不正出血、吐き気、血栓症、他。
血栓症の既往のある方、大きな筋腫のある方、喫煙者、片頭痛のある方、40歳を超えた方は普通のピルの服用はできません。
- Ⅱ.子宮内器具(IUD)
-
子宮内に挿入することで約4~5年の避妊効果があります。
黄体ホルモンが付加されて避妊効果が高く月経量が減少します。
種類…ミレーナ、料金…5万円
- Ⅲ.緊急避妊(アフターピル)……ノルレボ(1.6万円)
- 性交後72時間以内の避妊に効果があります。
5.不妊治療
タイミング法、人工授精、体外受精・胚移植。(注:現在はタイミング法と人工授精のみ)
普通の性生活をいとなんで、2年たっても妊娠しない時は不妊症となります。
1年たっても妊娠しない時は治療の対象となります。
妊娠するための3つの要素・・・・・1.排卵 2.卵管 3.精子女性は排卵と卵管の疎通性の確認が重要です。男性は精子の数と運動性が問題になります。
- Ⅰ.検査
-
女性
① 排卵の確認(基礎体温、ホルモン検査、超音波断層法、等)
② 卵管の疎通性(子宮卵管造影法、通水法)
③ 抗精子抗体、フーナーテスト
④卵巣年齢(AMH)の検査。(8000円)男性
① 精液検査(正常値との比較ができます。)
- Ⅱ.治療
-
- 子宮卵管造影法、通水法・・・検査と同時に治療効果があります。
この検査の後は自然妊娠しやすくなります。 - タイミング法・・・・排卵・卵管・精子;抗精子抗体に特に問題のない方は排卵日の特定をおこない自然妊娠を待機します。
- 人工授精・・・・乏精子症、フーナーテスト陰性、タイミング法で妊娠しない方。
方法・・・排卵日前後に精子を洗浄・濃縮して子宮内に戻します。 - 体外受精・肺移植(IVF-ET)…卵管に問題のある時、抗精子抗体陽性、原因不明の不妊の場合に行います。
- 顕微授精・・・・・精子無力症、高度の乏精子症、IVFで妊娠に至らない人
- 子宮卵管造影法、通水法・・・検査と同時に治療効果があります。
(現在は2と3のみで、4と5は紹介となります。)
(現在は実施していません。
以前の方法と一般論を記述しています。)
- 体外受精・胚移植の適応
-
- 卵管性の不妊・・・・子宮卵管造影法・腹腔鏡等で卵管性の不妊が確認された時
- 精子が乏精子症又は精子無力症で人工授精でも妊娠に至らない場合
- 精子不動化抗体陽性の場合
- 治療抵抗性の長期の不妊の場合
- 体外受精の方法
-
- 自然排卵を原則とし、卵巣刺激は最小限にします。
- 採卵の時期の決定は、超音波検査・尿検査・ホルモン検査により行います。
- 採卵は全身麻酔下に、経膣超音波ガイド下に行います。
- 媒精は採卵後1~3時間後に行います。
- 受精が確認されましたら、胚移植は採卵の2日後または3日後に行います。
- 体外受精後の黄体管理
-
注射または飲み薬でおこないます。
6.美容と健康
プラセンタ療法
皮下注射によって肝機能の改善、睡眠効果、疲労回復。
8.レーザー治療
コンジローマ、バルトリン腺のう腫、子宮腟部びらん。
特徴 | 痛みと出血が少く、迅速な処置が可能です。 |
---|
9.更年期障害
更年期障害の診断と治療。
診断 | 症状、ホルモン検査。 |
---|---|
治療 | 対症療法・ホルモン補充療法・漢方療法。 |
10.ブライダルチェック
結婚前の健康診断、性感染症、卵巣年齢、ホルモン検査、他。