中絶手術後のストレス症状と対策|休養を取り、十分な心のケアを | 東京青山・たて山レディスクリニック|妊娠18週前後までの妊娠中絶手術可能

中絶手術後のストレス症状と対策|休養を取り、十分な心のケアを|中絶手術

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中絶手術後のストレス症状と対策|休養を取り、十分な心のケアを

人工妊娠中絶手術を受けた後に、心身にストレスを生じて様々な心の障害が生じることがあります。人工中絶手術後の心の障害はPAS(中絶後遺症候群)またはPASS(中絶後ストレス症候群)と言われており、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の一種と考えられています。PAS又はPASSの生じる原因とその症状及びそれを緩和するためにできること、及び「心のケア」についてご説明いたします。
略語の語源は以下の通りです。
[注] PAS(Post Abortion Syndrome中絶後遺症候群)
[注] PASS(Post Abortion Stress Syndrome中絶後ストレス症候群)
[注] PTSD(Post Traumatic Stress Disorder心的外傷後ストレス障害)

中絶手術後にストレスが生じる原因

・「ストレス」とは、外部からの刺激(ストレッサー)によって生じる心身のゆがみ状態(ストレス反応)をいいます。また、「ストレッサー」と「ストレス反応」の両方を「ストレス」と呼ぶこともあります。

・中絶手術後には「精神面」では、子供を失う喪失感や胎児をおろした罪悪感が生じ、次回は妊娠できるだろうかと不安になります。心のケアには十分な配慮が必要になります。
中絶後の「肉体面」では、初期中絶では手術操作をうけることで肉体面でストレスを感じることになります。中期中絶では前日の手術前処置と当日の陣痛出産の痛み、等がストレスの要因となります。

・「精神面」と「肉体面」から中絶手術後のストレスについてご説明いたします。

精神面

・中絶手術は女性にとって大きな選択で、うつ症状や情緒不安定を引き起こす可能性があります。

・人工妊娠中絶手術に対する心配や恐怖、手術を受ける前の不安と緊張、術後の不妊症等への影響など手術前から精神的なストレスを抱えていて、術後に中絶に対する罪悪感から精神的に不安定になられるケースもあります。

・ご自身がおかれた環境下で、最善の選択をしたと理解されていても、精神的な葛藤を感じていらっしゃるのかもしれません。

・精神的な負担に関してお一人で悩まずにご両親、パートナー、信頼できる友人、に相談するか、当クリニックの医師や看護師、スタッフにも安心してお悩みをご相談ください。

・ご相談いただく内容は守秘義務によってきちんと守られております。当院でのお話しは全てプライバシーに配慮した個室での相談となります。当院では患者様の不安の解消に努め、術前術後の「お体のケア」だけでなく「心のケア」も大切にしております。相談は全て個室で行われ、患者様のプライバシーは尊重されていますので安心してご相談ください。

肉体面

・妊娠4週~妊娠12週未満の中絶は初期中絶手術といい、妊娠12週から妊娠22週未満の中絶を中期中絶手術と言います。

・初期中絶手術では、痛みのある手術前処置は不要で、付き添いも入院も必要ありません。手術前の採血や注射の痛みにはペンレス(麻酔シール)を貼って痛みへ対応しています。手術中の痛みのある処置に関しては麻酔下で行われ眠ったままですので、痛みの負担を無くすことで、肉体的ストレスの軽減に努めています。

・当院の中絶手術は、お体への負担が少なく安全性が高いWHO(世界保健機関)が推奨する吸引法での手術を行なっております。子宮内膜に優しい手術方法で、吸引管を子宮頸管内に挿入して、超音波ガイド下で内容物を器械的に吸い出す方法で手術を行います。

・14週以降の中期中絶では、前日に子宮口と子宮頚管を拡大し、手術当日に陣痛促進剤投与による陣痛発来での陣痛分娩となり、これらの一連の流れや痛みがストレスとなる可能性があります。

・痛みとプライバシーには十分に配慮しております。できるだけ、胎児が大きくなる前に処置をすることをお勧めしております。

中絶手術で起こりうるストレスの症状

外からの刺激(ストレッサー)と、それによって体内に生じる歪みの状態(ストレス反応)をストレスと呼びます。手術後にストレスが要因となって、めまい・嘔吐・頭痛などの様々な症状が現れることがあります。我慢せずに、辛い症状がありましたらご相談ください。

めまい、吐き気、頭痛

・悲しみ、喜び、怒り、恐怖などの「情動」と交感神経と副交感神経をつかさどる「自律神経系」は密接に関係しています。

・心身のストレスが過剰になると、「情動ストレス反応」が生じ、同時に「自律神経失調症状」が起こる場合があります。自律神経の乱れにより、消化器系の機能が弱まり、内耳機能に異常が生じて、めまい、吐き気、頭痛が生じることになります。

・めまい、吐き気、頭痛は、麻酔薬によっても生じますので、ストレスとの鑑別も大切です。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

・PTSDとは、強い精神的衝撃を及ぼすトラウマ(心的外傷)体験の後に発症するストレス障害のことです。

・強い精神的衝撃を及ぼすトラウマ(心的外傷)には、震災などの自然災害、戦争、テロ、暴力、虐待、身内の不幸、などが有ります。

・PTSDはショック体験や強い精神的ストレスが、心のダメージとなって、時間がたっても、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。

・PTSDの大きな4つの症状には
(1)トラウマ(心的外傷)の記憶が、その後、数カ月~数年後になって突然に思い出されたり、同様に悪夢を見たりする「再体験現象(フラッシュバック)」が生じる。
(2)心的外傷(トラウマ)体験を想起する刺激をさけ、感情が反応しない様に回避する「精神的麻痺症状(回避抑圧)」が生じる。
(3)自分や他人に対して、過剰に「否定する感情(過剰反応)」が続く。
(4)精神的緊張状態やイライラや不眠の「過覚醒状態」の症状が生じる。
があげられています。

PAS(中絶後遺症候群)やPASS(中絶後ストレス症候群)

・中絶を原因としたPTSDは、PASやPASSと呼ばれています。PTSDの理由となる出来事を思い出すきっかけに出会うと(この場合は中絶)、鮮明に当時の記憶が思い出され、恐怖感、無力感に苛まれることがあります。

・人工妊娠中絶手術がトラウマとなって、過剰反応、侵害行為、抑圧などの症状が生じ、精神的に不安定になり、不眠や睡眠障害が起こる方、鬱(うつ)のような状態になる方もいらっしゃいますが、その症状には個人差があります。

・PASSは時間と共に改善される方がほとんどですが、十分に経過観察を行うことが必要です。

・中絶手術後のストレスは、お一人で抱えずに相談することが大切なことです。術後に不安なお気持ちがありましたら、遠慮せずに、信頼できる友人、専門の医療機関、当院医師、看護師やスタッフにお気軽にご相談ください。

中絶手術後のストレスを緩和するためにできること

・中絶手術後は、手術操作と手術ストレスの両方からの回復が必要です。そのためには、中絶後は身体的にも精神的にも安静にして無理をせず休息をすることが最も大切です。

・当院の中絶手術は常に清潔に行われ、常に滅菌消毒された器具を使用しています。手術中の抗生剤投与と術後の内服薬服用で感染症リスクには徹底的に対応させていただいています。

・手術の前後は精神的にも身体的にも負担がかかり、免疫力や抵抗力が落ちていますので心身ともにリラックスしてストレスからの解放がとても大切です。

・当院では、術後1週間前後で無料の検診を行っております。お身体のことだけでなく、精神的な不安や心配など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

休養を取る

良質な睡眠を十分に取ることが大切です。数日間は無理のないスケジュールを意識してしっかりと体と心を休めましょう。吐き気などがなければ術後のお食事の制限はありませんので、栄養バランスの取れた食事をとって、十分な休養を取るようにしてください。ストレスはため込まないようにしましょう。

禁酒する

・手術の直後は、麻酔薬が完全には切れていないので麻酔作用のあるアルコールは控えた方がいいでしょう。また、アルコールは血管を拡張して血行が良くなるので、術後のまだ出血があるうちは、アルコールは控えるようにしましょう。

・中絶手術を行った後にPASSが疑われる場合、PASSは「イライラや不眠の過覚醒状態」を逃れるため、摂食障害、アルコール乱用、薬物依存の可能性があります。アルコールは真の解決とはならないので飲酒は避けるようにしましょう。

信頼できる他者やクリニックで相談する

ご自身で解決できない時は、ご両親、男性パートナー、身近な信頼できる親友やクリニックに相談しましょう。

PASSの治療にはPTSDの治療「認知療法・認知行動療法」が有効です。

・「認知行動療法」とは、ものの受け取り方や考え方の「認知」を、ストレスとなる悲観的な考えから、ストレスにならないバランスのとれた考え方に変えて新しい「行動」に移行するということです。普通の人が無意識のうちに行っていることを意識的に科学的に行うことです。

・PASSやPASはまだ広く一般的に知られている病態ではありませんが、感情や行動が識別可能なパターンを形成しており、女性が中絶という経験をトラウマとしてPASSの発症が生じることがあるということを理解することがまず必要です。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の一部として段階的に個別に緩和していくことです。

・中絶後のストレスの緩和は、PASS(中絶後ストレス症候群)を十分に理解したうえで徐々に行われることが必要です。

・PTSDの主な症状に、中絶手術を行ったというトラウマ(心的外傷)の記憶が「再体験現象(フラッシュバック)」して、「精神的麻痺症状」、「否定する感情」やイライラや不眠の「過覚醒状態」が生じることがあります。

・PTSDは過剰な反応から過覚醒状態、マヒ状態を呈しているため、まず休養をとること、飲酒は控えること、他者へ相談することを考慮してください。

「妊娠がわかって中絶して中絶後までの十分な心のケア」

・続発性無月経で妊娠検査をおこない妊娠していることがわかった場合、出産するか否かにかかわらず、産婦人科の病院を受診して現在の「妊娠週数」と「妊娠状態」を確認することをおすすめしています。

・様々なご事情で人工妊娠中絶手術を選択された患者様にとって、心の中は不安や心配でいっぱいだと思います。当院での手術はそのような不安や心配のストレスを和らげて、術前から術後の回復までサポートいたします。

・中絶を決断実行するまでとその後のさまざまな段階で、十分な心のケアが必要になります。術後の胎児・胎芽は全例に無料でお寺での永代供養を行っております。

・当院での中絶手術のご相談を希望の方は、予約電話(03-3408-5526)で事前に予約を入れて下さい。診療時間外の場合はWeb予約(03-3408-5489)でご予約ください。初診来院日の手術をご希望の方は、予約電話は必須です。

・予約した日時に当クリニックにご来院ください。

・超音波検査(エコー検査)で「妊娠週数」を推定します。妊娠週数で手術方法が変わります。母体保護法という法律で妊娠週数22週をこえて中絶手術をすることはできません。

・超音波検査で、正常妊娠か異常妊娠かの「妊娠状態」を調べます。子宮筋腫合併、多胎妊娠、異所性妊娠や子宮外妊娠の流産、帝王切開瘢痕部妊娠の損傷、等の手術リスクのケースを調べます。

・血液検査、感染症検査、診察、問診の情報、等でアレルギー体質や合併症の有無を調べ、中絶手術できるかの可能性を確認します。

・初診来院日の同日手術をご希望の方には、手術料金、麻酔と手術の方法とその副作用のご説明を行います。問題なければ、そのまま病室へご案内いたします。

・母体保護法により、ご本人と配偶者の署名した「同意書」は法律上必須です。ご結婚されていないパートナーの同意書は必須ではありませんが、提出されることを希望します。

・手術は静脈麻酔と笑気麻酔で眠っている間に、吸引法でおこない約3分程度で終了です。吸引法は電動真空吸引法(EVA)と手動真空吸引法(MVA)のいずれにも対応できます。出血量はごく少量で、痛みはほとんどない無痛です。

・当医院の院長は母体保護法指定医師で数多くの症例経験があり、安全・清潔には注意を払っています。わからないこと、不安に思われることはご気軽にお尋ねください。心の負担の軽減に対応できるようにご説明いたします。

・来院してから約3時間で帰宅できます。帰宅後安静にして頂きます。個人差はありますが、翌日にはほとんどの方が仕事に復帰されています。

・術後は腹痛、少量の出血、微熱の持続がありますが、次第に改善していきます。

・手術後約1週間前後に再診でご来院いただいています。再診費用は無料です。この診療で問題なければ今回の中絶手術は終了となります。

・14週以降の中期中絶手術を希望のかたは、中期中絶の方法をご参照ください。

・今回の手術の影響で将来不妊症になることはなく次回も妊娠して赤ちゃんを出産することができます。そのため、「のぞまない妊娠をしない」様にピルの服用か避妊用の子宮内器具ミレーナ等の挿入をお勧めしています。ピルの処方では生理痛の改善、ホルモンバランスや不正出血量の調節、月経量の減少、などの副効用があります。中絶後のストレス症状の改善対策にも有益です。

・当院では術前から術後まで、ホームページで情報を発信してスマホでご覧いただけます。以下のリンクをご覧ください。

【注】[時期別]中絶手術の比較表をご参照ください。
【注】人工妊娠中絶手術の費用をご覧ください
【注】中絶手術の費用は分割払いできる?をご覧ください
【注】中絶手術における同意書の必要性はこちらをご覧ください
【注】中絶後の腹痛についてをご覧ください
【注】中絶後の出血についてをご覧ください
【注】中絶手術の流れと手術後の注意点をご覧ください
【注】当院が発信している関連記事をご参照ください。

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