未成年でも中絶手術は受けられる?方法や費用の目安と注意点

未成年でも中絶手術は受けられる?方法や費用の目安と注意点 2024.11.01

未成年とは、日本では法律上18歳未満(満17歳以下)の者を指します。
当院では、望まない妊娠の場合は未成年の方でも中絶手術をお受けすることができます。中絶手術には原則ご本人とパートナー様の同意書が必要です。また、親または保護者の同意も併せて必要な場合があります。詳しくはお電話でご連絡ください。手続きや要書類、流れについて詳しくご案内いたします。

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1.未成年でも中絶手術は受けられる?

未未成年の妊娠確認後、中絶手術が可能かどうか迷っている方や、相談相手が少なく不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。当院では未成年でも中絶の相談に対応し中絶手術を受けることができます。

(1)手術には本人とパートナーの同意書が必要

中絶手術の場合、基本的に本人とパートナー様の同意書が必要です。
同意書は、妊娠を確認した本人とパートナーの男性が中絶に同意していることを示す書類です。当院のホームページからダウンロードし、署名・押印して持参してください。相手がわからない場合や連絡が取れない場合は、パートナーの同意書が不要なことがあります。

同意書のダウンロード
手書きでもOK

同意書について

(2)保護者の同意書が必要な場合があります

未成年者が独立して生計を立てている場合は本人の同意のみで十分ですが、高校生や中学生などの未成年者の場合には、親または保護者の同意書が求められます。従って、本人とパートナーの同意書に加え、親または保護者の同意書も必要な場合があります。

(3)保護者の同伴について

中学生が手術を受ける場合、親や保護者の同伴が必要なことがあります。高校生の場合、手術当日に親や保護者の同伴が必要のないことがあります。詳細はお電話でお問い合わせください。

2.未成年の中絶手術の方法や費用について

(1)未成年の中絶手術の方法について

未成年でも中絶手術の方法は成人と同じです。初期中絶と中期中絶では方法が異なります。
初期中絶は、WHO推奨の吸引法を採用し電動吸引法(EVA)と手動吸引法(MVA)の両方に対応しています。吸引法は麻酔中にチューブで胎児や胎盤を吸引する方法で、手術時間は約10分です。
中期中絶の場合、妊娠12週~14週は前処置なしの吸引法又は分娩法です。15週以降は手術前日に前処置を行い、翌日に分娩方式で出産します。
詳細は以下の[注] 中絶手術の方法について【妊娠週数別】をご参照ください。

中絶の前処置とは?

中絶手術の方法について【妊娠週数別】

(2)未成年の中絶費用について

中絶にかかる費用は成人と同様で、基本的に健康保険が適用されず自費診療となります。手術の費用負担が大きくなるため、未成年の場合は親や保護者と相談することをおすすめします。
当院の中絶費用には、初診費、診察料、検査費用、手術費用、麻酔費用、消費税、および術後1回目の検診料がすべて含まれています。全ての必要経費がカバーされているので追加料金の心配のない、わかりやすい費用体系となっています。
初期中絶の料金については、曜日や妊娠週数に関係なく一定です。
中期中絶では妊娠週数によって費用が変わります。妊娠週数が進むにつれて費用の負担が増えるため、早めにご相談いただくことを推奨いたします。
中期中絶の場合、健康保険に入っていれば出産育児一時金制度の適用となり、術後に約50万円の支給を受け取ることができます。

中絶手術の費用について

中絶費用の保険適用(出産育児一時金)

3.未成年の中絶に関するよくあるご質問

親にバレずに中絶手術はできますか?

未成年者でも、本人の同意があれば中絶手術を受けることはできます。しかし、親にバレずに中絶手術ができるかどうかは、社会的な観点から見た医療機関の判断になります。

高校生、中学生でも手術を受けられますか?

はい、高校生、中学生でも中絶手術を受けることはできます。ただし、18歳未満の学生の場合には親または保護者の同意、同伴を要求する病院が多いです。

中絶手術に親の同伴は必要ですか?

中絶手術に親の同伴は必要ありませんが、社会通念上、未成年には親の同伴は望ましいと考えられています。

未成年であってもパートナーの同意のみで中絶手術はできますか?

一般常識に照らして、未成年の中絶手術には、親または保護者の同意が必要な場合が多いです。

未成年でも中絶薬は処方してもらえますか?

はい、未成年の場合でも経口中絶薬を処方することは可能です。経口妊娠中絶薬の処方は、妊娠9週0日以下の正常初期妊娠にのみ処方が可能です。

中絶ができる飲み薬「経口中絶薬とは」

4. 親に言えず悩んでいる未成年の方への注意点

未成年での妊娠中絶の場合、どうすればいいのかという不安や心配、また身内の人には相談しづらいなどの状況から、お一人で悩んでいらっしゃる場合は、第三者にご相談することをお勧めします。

(1)中絶手術について親に言えない場合の第三者の相談先

高校生、中学生の場合は、学校の保健室の先生に相談することができます
各自治体の母子保健課でも相談することができます。各自治体の相談先は、秘密を守りながらサポートを提供してくれますので、安心して相談できます。
近所の産婦人科クリニックで妊娠週数と健康状態を知ることも大切です。

(2)妊娠状態と妊娠週数を正確に知ること

未成年であるかどうかに関わらず、現在の妊娠週数と母体の健康状態を確認し、自分の状況に合った対応方法を知ることが重要です。
また、秘密にしたい事情がある場合でも、早めに受診することで負担が減少します。中絶についてお悩みなら、一人で抱え込まず医療機関で妊娠状態を知ることが大切です。
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、まずは近所の婦人科やクリニックに電話をして検査を受けることが一般的です

(3)たて山レディスクリニックでできること

未成年で妊娠中絶に悩んでいるなら、当院へのご相談も可能です。親や保護者に内緒でも早めの受診が大事です。妊娠週数や健康状態を確認し、適切な対応をご提案します。妊娠中絶の方法の相談も承っています。
当院は完全予約制でプライバシーを守りながら受診が可能です。初期から中期中絶まで、安全で痛みの少ない手術を行っています。
中期中絶の場合は出産育児一時金制度のご案内も行っております。

(4)予約の方法

ご予約は電話とネットで承っております。
初診来意日に手術をご希望の方は、来院時の注意事項の説明が有りますので、ネット予約の他にお電話での確認も必要です。

中絶手術の流れ

予約方法 

ご予約 RESERVATION

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日帰りでの中絶手術も可能

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※中絶手術には、同意書が必要です。
印刷が難しい場合は画面を参考に手書きでもOKです。

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診療時間
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【日・月・火・金・土・祝日】 10:00~13:00 (8時45分から予約可能です)
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事前に電話(03-3408-5526)でご予約下さい。
監修 竪山均 tateyama hitoshi
資格医 麻酔科標榜医 | 母体保護法指定医
当院は完全予約制です。 問診や各種相談は、個室で行っているため、ほかの患者さんに診療内容を知られることもありません。 来院後、ほとんどお待ちいただくことなく診療、検査を受けられます。 ささいなことも、どうぞご遠慮なくご相談ください。 このホームページが、あなたの不安な気持ちを少しでもやわらげるための一助となることを願ってやみません。

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