中絶手術のたて山レディスクリニック【日帰り可能】

人工妊娠中絶の総合ガイド|安全な方法とリスク・安心の費用体系

ひとりで悩まずご相談ください

03-3408-5526
はじめに
望まない妊娠に直面したとき、最初に知っておきたいのは「いつまでに」、「どの方法で」、「費用はいくら?」という具体的な指標です。
本論では、母体保護法に基づく安全管理の下、経口中絶薬・吸引法・分娩様式の三つの中絶方法を妊娠週数別に比較し、手術の流れや費用、同意書の準備までを網羅的に解説しています。
また、当院は日帰り手術や中期中絶にも対応し、追加料金なしの明瞭な費用プランを提示しています。
さらに、術後フォローアップや次回妊娠を防ぐための避妊指導、プライバシーに配慮したカウンセリング体制についても言及しています。身体的・精神的負担を最小限に抑え、安心して決断できるよう医師監修のもと最新情報をわかりやすくまとめています。
このページを読むことで、今すぐ必要な選択肢と支援策が明確になります。悩んだときはひとりで抱え込まず、まずはお気軽にお電話でご相談ください。当院のWeb予約は24時間受付ています。

         中絶手術動画ご案内

1.人工妊娠中絶の総合ガイド 

人工中絶の方法は、妊娠週数によって次の3つに分類されます。
●妊娠9週以下の場合は、(1)経口中絶薬、又は(2)中絶手術になります。

●妊娠9週1日~妊娠14週位までは、主に(2)中絶手術のみとなります。
●妊娠15週位以上は、(3)分娩様式による中絶が、中心になります。


 表:(1)経口中絶薬、(2)中絶手術、(3)分娩様式、の比較表 (当院の場合)

中絶方法
(1)経口中絶薬
(メフィーゴパック)

(2)中絶手術
(妊娠4週~14週まで)

(3)分娩様式

適用 妊娠9週0日以下のみ適用 妊娠4週~14週位まで 15週以上
目的 経口中絶薬による中絶 手術による妊娠中絶 分娩様式による中絶
方法 ミフェプリストンとミソプロストールを服用することによって妊娠中絶を行う。 子宮内容除去術
吸引法(MVA,EVA)によって妊娠中絶を行う。
出産形式による中絶
初診日の中絶 初診日は検査と説明のみ。
1剤目と2剤目の服用日を決める。
初診日に中絶手術可能 1泊~
処置にかかる日数 3日 1日 2日~
入院の必要性 入院可能な有床施設での使用が推奨される。 日帰りで行われることが多い。 1泊~
成功率 93%
99%
99%
胎児の処置 通常は性器出血と一緒にトイレに排出される。 お寺で供養される。 お寺で供養される。
副作用 2剤目投与後に、強い腹痛多量の大量出血が生じることが有る。 手術による少量の出血と麻酔による軽い嘔気がある。
子宮穿孔、子宮内感染、子宮内炎症性疾患の可能性はほとんどありません。
分娩による腹痛と少量の出血。
頸管裂傷、子宮内遺残物の可能性はほとんどありません。
費用 10~15万円
追加処置が必要になり、中絶手術よりも高くなる場合があります

10万円
50万円~

 

2.当院の中絶手術が選ばれる理由

(1)同日の日帰り手術に対応 

  遠方の方など日帰り手術をご希望される方には、初期中絶のみ初診来院日の日帰り手術を行っています。来院してから3時間程度で帰宅できます。

(2)中期中絶に対応

妊娠12週以降の中期中絶を受け付けている病院は少ないですが、当院では妊娠21週6日までの中期中絶手術を行っています。

(3)妊妊娠12週以下は痛みを伴う術前処置の必要はありません

妊娠12~13週以下の中絶手術の場合には痛みのある術前処置は必要なく吸引法で中絶手術を行なうことができます

(4)帝王切開の既往歴のある方、過去に中絶歴のある方、でも中絶手術可能 

 帝王切開分娩を複数回経験の方、子宮筋腫合併妊娠の方も中絶手術可能です。事前にご連絡ください。

(5)わかりやすい費用プラン

 妊娠手術費用には手術に必要な費用が全て含まれておりますので、基本的には追加の費用は発生しません。初期中絶(4週~11週6日)は、平日、土日祭日を問わず一律10万円(税込)で追加の費用は発生しません。

(6)プライバシーを守れる完全予約制 

 当院は完全予約制です。来院後はほとんどお待たせすることなくご案内しております。問診は個室で行われるため、相談内容が他の患者様に聞かれる心配はありません。 

(7)母体保護法指定医 

 院長は、母体保護法指定医ですまた日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医、厚生労働省 麻酔科標榜医の資格を有しております。
 ※母体保護法指定医とは、都道府県医師会から医師の人格、技術、病院設備などを考慮して指定されます。

(8)胎児の永代供養 

 当院では、患者様がご自身でお寺や火葬の手配をしていただく必要はありません。手術後の胎児・胎芽はお寺にて永代供養をさせていただいております。

(9)難度の高い症例にも対応 

 中絶手術は20年以上の経歴が有り、当院では子宮筋腫合併、双角子宮、子宮奇形の方 の中絶手術にも対応しています。 合併症のある方もご相談ください。

3.安心の費用体系

手術費用には手術に必要な費用が全て含まれておりますので、基本的には追加の費用は発生しません。

(1)初期中絶の費用

妊娠12週までの初期中絶の料金は、曜日・週数にかかわらず、すべてを含んで10万円のみとなっています。

妊娠週数/費用 平日(月・火・金)、 土・日・祝日
9週まで 10万円 10万円
10週、11週 10万円 10万円

中絶手術に関わる費用(初診料、診察料、超音波検査、血液検査料、手術料、麻酔料、消費税、術後1回目の検診料など)は全て含まれています。
子宮筋腫合併妊娠、帝王切開後妊娠、双角子宮、アレルギー体質などの合併症に対しても、特別問題のある症例でなければ、手術可能です。

(2)中期中絶の費用

中期中絶は、妊娠週数によって手術費用が異なります。

妊娠週数/費用 1日目
(初診日)
2日目
(中絶手術料、麻酔料、消費税、術後の検診料を含む)
平日(月・火・金) 土・日・祝日
12週 1万円 46.1万円 46.1万円
13週・14週 49.1万円 49.1万円
15週 51.1万円 51.1万円
16週・17週 54.1万円 54.1万円
18週・19週 57.1万円 57.1万円
20週・21週 61.2万円以上 61.2万円以上

健康保険に加入している方の場合、術後に申請することによって「出産育児一時金」の支給(約50万円)を受けることができます。

注意事項
血液型がRh(-) の方の場合は、中絶手術後にγ―グロブリンの注射代3万円追加、双胎の場合などには追加の費用が別途必要になります。
双子の場合は追加料金が発生することがあります。
中絶費用の詳細はこちら 

 

(3)支払方法

1.現金
現金での分割払いは不可です。

2.クレジットカードで分割払い

クレジットカード

ご本人のクレジットカードの他、パートナーの方やご両親のクレジットカードもご利用いただけます。ただし、クレジットカードの名義人ご本人様がご一緒に来院されることが条件となります。

クレジットカードでのお支払いの場合、一括払い、分割払い、リボ払いを選択いただけます。詳細は事前にご利用されるカード会社へ連絡してご確認ください。

中絶手費用について、さらに詳しく知りたい方はこちら

(4)保険が適用される場合

原則として人工妊娠中絶手術には保険は適用されませんが、以下のような場合は例外として適用されることがあります。

1.妊娠12週以降の中期中絶で健康保険に加入している場合
「出産育児一時金制度」として術後に約50万円相当が支給されます。詳細はご来院してお尋ねください。

2.稽留流産の場合
中絶手術ではなく流産手術になりますので保険が適応されます。

3.妊娠の継続が母体の生命を脅かす恐れがある場合
高度の医療判断による「中絶治療」がありますが、適応のハードルは高いです。


(5)その他の制度

医療費控除、高額療養費制度、自立支援医療、医療ローン、生活保護(医療扶助)、性暴力救援センター SARC、等をご参照ください。

「望まない妊娠」は保険適応になりませんが、性被害による妊娠は「性犯罪被害者への医療費に係る公費負担制度」の利用ができます。利用の際は警察署への申請が必要です。

4.安全な手術方法と副作用

手術方法は妊娠週数によって異なります。

(1)手術の方法

中絶時期による分類 妊娠週数 中絶方法の種類
初期中絶 妊娠4週~11週6日 吸引法、掻爬法(D&C)(当院は吸引法)
中期中絶 妊娠12週 手動真空吸引法、D&E(頸管拡張除去術)
妊娠13週、妊娠14週 吸引法、又は 分娩法
妊娠15週~妊娠19週6日 前処置と分娩法

もっと暗しく手術の方法をみる

(a)吸引法

手動真空吸引法はWHO(世界保険機関)が推奨する子宮内膜にダメージの少ない手術法です。静脈麻酔で眠っている間に吸引チューブを子宮頚管内に挿入して、子宮内の胎児、胎のうや胎盤などの内容物を吸い出します。当院ではエコーガイドを基に吸引しますので、取り残しや内膜損傷などの後遺症もありません。

(b)分娩法

手術直前又は手術前日に子宮口と子宮頸管を拡張するために、ラミナリア、ラミセル等の子宮頚管拡張材を入れる手術前処置を行います。数時間後又は一泊して、子宮収縮剤の投与を行い、オキシトシン、プロスタグランジン製剤、で陣痛をおこした後分娩方式で出産します。
中絶手術の方法について、さらに詳しく知りたい方はこちら

(2) 副作用

主な副作用

発生頻度(目安) 対応策・フォロー
初期 及び 中期中絶

・生理より多い出血

時々

▸子宮収縮薬

・下腹部鈍痛

▸鎮痛薬で疼痛コントロール

・吐き気・嘔吐・倦怠感

1 %未満

・吐き気止め

・感染症(子宮内膜炎・骨盤内炎症)

0.1 %未満

▸抗菌薬投与(感染時)

・過多出血/出血多量

子宮収縮薬輸液

・大量出血(≥ 1 L)

▸子宮収縮薬・輸血

・子宮内容物残存(不全流産)

▸追加吸引

・子宮穿孔/子宮頸管損傷

極めて稀

▸多くは保存的/縫合処置、輸液

・羊水塞栓・子宮破裂

・癒着性炎症(Asherman 症候群)

・診断の確認、癒着剥離

・精神的影響(情緒不安・抑うつ)

時々

▸カウンセリング

手術と合併症について 

 

5.中絶手術の流れ

(1)初期中絶の流れ

初診来院日に手術をする日帰りコースと、初診来院日は妊娠確認のみ行い次回に手術をするコースの2種類があります。
手術時間はおよそ3分間程度で、10分後には病室に戻って1時間〜2時間ほど安静にしてから帰宅します。

 

①「初診来院日に中絶手術」をご希望の方(1回コース)

「初診来院日に中絶手術」をご希望の方(1回コース) 「初診来院日に中絶手術」をご希望の方(1回コース)

1電話予約

  • 電話で予約する

2初診来院日に手術

  • 来院(初診)
  • 術前の問診・診察
  • 妊娠状態の確認(胎児心拍、胎嚢確認)
  • 術前の検査(hCGホルモン、CRL(坐骨長))
  • 手術・麻酔のご説明
  • 手術室にご案内(心電図モニタリング、パルスオキシメトリ)
  • 手術開始
  • 術後の安静(罪悪感)
  • 帰宅(産後うつ、グリーフケア)

3手術後検診

  • 来院(再診、子宮内遺留物)
  • 手術後検診

 

②「初診来院日は妊娠確認のみ」、次回に手術希望の方(2回コース) 「初診来院日は妊娠確認のみ」、次回に手術希望の方(2回コース) 「初診来院日は妊娠確認のみ」、次回に手術希望の方(2回コース)

1電話予約

  • 電話で予約する

2初診来院日

  • 来院(初診)
  • 術前の問診・診察
  • 妊娠状態の確認
  • 術前の検査
  • 手術・麻酔のご説明
  • 帰宅

3手術

  • 来院(再診)
  • 手術室にご案内
  • 手術開始
  • 術後の安静
  • 帰宅

4手術後検診

  • 来院(再診)
  • 手術後検診

 

  • (2)中期中絶の流れ

妊娠12週、13週の場合は、初期中絶の方法、又は妊娠14週以降の分娩法のいずれかになります

妊娠14週以降の分娩方式の流れ 妊娠14週以降の分娩方式の流れ 妊娠14週以降の分娩方式の流れ

1電話予約

  • 電話で予約する

2初診来院日

  • 来院(初診)
  • 術前の問診・診察
  • 妊娠状態の確認
  • 術前の検査
  • 手術・麻酔のご説明
  • 帰宅

3手術

  • 来院(再診)
  • 手術室にご案内
  • 手術開始
  • 術後の安静
  • 帰宅

4手術後検診

  • 来院(再診)
  • 手術後検診

中絶手術の流れについて、さらに詳しく知りたい方はこちら

もっと見るはちらの中絶手術の流れ   

6.初診や手術当日に必要な持ち物と注意事項

(1) 手術前日の持物

➀ 保険証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、でも代用可)

② 同意書と印鑑(既婚者の場合は法律上必須となります)

③ 夜用ナプキン2枚、生理用ショーツ1枚(術後の生理対策のため)

➃ 手術費用(お支払いにクレジットカードをご希望の場合はクレジットカード)

➄ コンタクトレンズの方はメガネかコンタクトケース

(2)手術前日の注知事項

 

➀ 手術前日夜12時以降は、食事はしないでください。②水分補給はOKです。その他詳細は受付でご確認ください。

アクセサリー等の貴重品はお持ちにならないようにしてください。

7.同意書について

ご結婚されている場合は、配偶者の同意書は法律上必要となります。
未婚の場合は、パートナーの同意書は法律上は任意です。

以下の同意書ボタンをクリックして、同意書をプリントアウトするか又は自筆で作成したものに署名・捺印したものをご持参ください。

8.中絶手術についてよくある質問

  • 手術中パートナーに待っていてもらう場合どうしたらよいですか?

    当院はレディースクリニックのため、同意書などの手続きが終了したあとはパートナーの方にずっと院内でお待ちいただくことはできません。
    院内では手作りの地図をご用意しております。
    手術を受けている間、パートナーの方にお待ちいただく場合には、近くのカフェなどでお待ちいただいております。
    クリニック周辺のカフェ情報など載っておりますので、ご入用の場合にはスタッフにお声がけください。

  • 未成年でも中絶手術できますか?

    未成年者の中絶にも対応しております。世界的に18歳以上を成年年齢とするのが主流で、国民投票権や公職選挙法の選挙権年齢が18歳となっていることから、当院では18歳以上は成人として対応しています。

    未成年の中絶手術について詳しく知りたい方はこちら

  • 中絶手術後に注意することはありますか?

    中絶手術後は、出血、腹痛、発熱などが生じますが数日で次第に改善していきます。術後1週間前後で子宮の回復状態と全身状態を確認するため術後検診を受けるようにしましょう。

  • 中絶手術した後、メンタルの不調は起こりやすいですか?

    妊娠中絶後のメンタルの不調には個人差があります。メンタル不調として中絶後遺症候群(PAS)、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を生じる可能性があります。中絶後には心身ともに休養を取り十分な心のケアを行うことが重要です。 [注] 中絶後遺症候群(PAS)

中絶手術のよくある質問を、さらに知りたい方はこちら

9.当院で手術可能な方 

(1)当院で中絶手術ができる方

●妊娠4~11週6日までの初期妊娠の方
●妊娠12~21週6日までの中期妊娠の方
帝王切開術後の妊娠(複数回含む)多胎妊娠既往の中絶手術歴のある方、も可能です。事前にご連絡ください。
双角子宮子宮筋腫合併妊娠、等の子宮奇形のある方、も可能です。事前にご連絡ください。

(2)当院で手術ができない方 

●超音波検査で妊娠状態に異常がみられる方

 例えば、子宮外妊娠や異所性妊娠、帝王切開瘢痕部妊娠、全胞状奇胎、子宮奇形や巨大な筋腫合併妊娠で吸引管が胎嚢まで到達できない場合は腹腔鏡などによる手術となり当院での手術が難しくなる可能性があります。
●大きな基礎疾患がある方 
 例えば、重症の心機能障害、肝機能障害、等がある方は、麻酔や手術が難しいため当院での手術をお受けできないことがあります。
⇨ご来院してエコー検査で確認致します。高次病院への紹介となる場合があります。

 

クリニックご紹介 ABOUT

院長挨拶

患者さんの立場にたった診療と一歩先の技術を目指しています

院長 竪山 均

九州大学医学部卒業後、九州大学医学部附属病院、東京都内開業医に勤務。
2001年 たて山レディスクリニックを開院。

患者様の負担や痛みを軽減し、安全性に十分配慮した治療を行っています。
また、快適性にも力を入れており、来院後はほとんどお待ちいただくことなく診療や検査を受けられます。
当院では患者様の気持ちに寄り添いながら、治療プランを提示します。
どの様なささいなことも、遠慮なくご相談ください。

院長紹介はこちら

診療時間 HOURS

診療時間
10:00~13:00 × ×
16:00~17:00 × × × × × × ×
【診療時間】の、 は診療、×は休診です。
【日・月・火・金・土・祝日】 10:00~13:00 (8時45分から予約可能です)
【水・木】休診日
事前に電話(03-3408-5526)でご予約下さい。